「核兵器廃絶2000年長崎市民会議」の結成


 1998年秋より「東京フォーラム」への核軍縮提言を続けてきた「核兵器廃絶を求める長崎市民集会」の実行委員会は1999年の9月1日でいったん解散しましたが、2000年秋、長崎で開催予定の「核兵器廃絶地球市民会議」(仮称)にむけての準備にとりかかるべく、1999年12月18日、「核兵器廃絶2000年長崎市民会議」の結成準備会が開催されました。第1部では核軍縮問題の現状と課題と題して、土山秀夫氏、梅林宏道氏、長崎市平和推進室からの報告がそれぞれ行われました。第2部では核兵器廃絶2000年運動と「地球市民会議」・「長崎市民会議」と題して長崎平和研究所の鎌田定夫所長からの提案の後、討論が行われ、結成にむけての様々な意見が交わされました。
 2000年1月29日に「核兵器廃絶2000年長崎市民会議」は正式に結成され、同年11月17〜20日に開かれた「核兵器廃絶地球市民集会ナガサキ」(第一回)を成功に導きました。
 2001年1月、この「2000年長崎市民会議」は閉会し、2001年4月22日に「核兵器廃絶ナガサキ市民会議」として新たな出発をしました。その事務局は長崎平和研究所におかれています。